「・・・・・ばれないのか?」
また今回も小さないざこざで、町に出た。
そしたら、この女を見つけた。
衝動に任せて抱きついてみたら、抵抗されるどころか背中に手を回された。
そのまま口付け、近くの店に入った。
世間で言う、青姦はどうも2人とも好かないのでデパートのトイレで。
場所なんて、屋根が有ればいい。
そういうと、この女は頷いた。
「・・・・どうして?」
「コレで一体何回目だと思ってるんじゃ。
いい加減乱馬も感づいているんじゃないのか?」
「・・・・そうね。
でも、ソレを言うなら沐絲も一緒じゃない?
珊璞は何も言わないの?」
ほとほと、呆れる。
あの女の自分に対する扱いを知らないわけではないだろうに。
「はんっ。珊璞がそんなことを気にかけると思うか?
自分に目が行かなくておらが抱いてる
知らない女に感謝してるじゃろう。
これで邪魔者がいなくなる・・・・とな」
「そうかしら」
小首をかしげて背中を壁に押し付けている女が頬を上気させて言う。
「・・・・」
「このごろ珊璞、苛々してるのよ。
沐絲から女の匂いがするって」
「・・・・・」
「アナタの事、気になってるんじゃな・・・・んっ」
煩い、煩い。
口を塞いで、舌を絡ませる。
露になっている乳房を少し強めに揉み、荒く扱う。
この女が善がるところなど、とうに覚えた。
「今は、珊璞のことなどどうでもいい。
お前は、おらが乱馬に殺されないように、腰を揺らしながらいい策でも考えてろ、天道あかね」
「んっ・・・・・そうね。
沐絲がいないと、楽しくないモンね・・・・・」
「ふん・・・・見かけによらずに淫らな女じゃな」
「ふふふ・・・・」
考える、考える。
何故この女が受け止めてくれるのか。
でも、やはり、どうでもいい。
今は、この女が自分の首筋につけた紅い痕をどうやって隠そうかと頭を働かせるばかり・・・・。
隠したって、店に帰ったら同郷のあの女が、服の衿を広げてどうせ隠し通せはしないのだが。
沐絲×あかね好き。
外道・背徳万歳。
ヤフ~~~~~~~!!
はい、最低です自分。
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